活動再開しました。お知らせはブログ・インスタ・X(ツイッター)で行います。

アロマと私ーアロマボランティア

介護施設で働いてみて、介護施設でアロマのアクティビティは利用者様からは喜ばれるのですが、職員がそれをするということに無理がある、と痛感しました。

余裕がないというのが一番の理由です。職員は他にするべきことがあり、ハンドマッサージなどに費やす時間がほとんどありません。なんとかクラフトなどの形でできないか考えてみましたが、自分に経験がないせいか、うまくいきませんでした。

できたら素晴らしいよね、と上の人はおっしゃるのですが、実際は受け入れられない…でもそれがボランティアとなれば話は別です。

せっかく習ったハンドマッサージをなんとか活かしたいと思っていたところ、市内でアロマハンドマッサージのボランティアをしている団体を見つけ、参加しました。

月に1回、2,3の施設にメンバーで手分けして赴き、利用者様にハンドマッサージをします。

このアクティビティを楽しみにしている利用者様がいらっしゃいましたし、前に受けたことを忘れてしまっていても喜んでいろいろお話してくれたり、何もおっしゃらなくても手のこわばりが次第に緩んでいくのが感じられたり、良い効果はたくさん見ることができました。

香りを楽しむこと、手に触れることでリラックスすること…それによって、ほんの少しの時間でも心のこわばりをほぐすことができるのです。

ボランティアという形なら、アロマは介護の現場で役に立つんだなあと実感しました。

ただボランティアという形でもいろいろ制約があったり、簡単に始められるものではありませんし、やはり無償よりも有償としてやった方が、ボランティアする側の実りが多く意欲にも繋がります。

今はコロナのせいで、活動が休止していますが、このボランティア活動はこれからも続けていきたいですし、もっと、する側にとっても、受ける側にとっても有益になるような、そしてもっと活動が広まるような仕組みができてほしいと願っています。

(つづく)